入国管理局の一斉摘発。。。


前回のブログで
「人夫出し(日雇い労働者の派遣)」の
仕事の話を書きましたが

その中でも私にとって忘れられない
大きな出来事がありました

もう26年以上前のことです

長男が2歳半 私のおなかには次男がいてて
かなり大きなおなかのころです

まだ 小屋のようなぼろぼろの事務所で
翌日の仕事の段取りをしながら
人夫たちが帰ってくるのを待ってた夕方

突然 大型バスが2台敷地に入ってきたかと思ったら
数十人の人が一斉に降りて寮に向かって走りだし 
また
事務所にも数人が入ってきて
何がなんだかわからずにビックリしながら
「何ですか?」 と聞いてみたら
「入国管理局です」 と

「あ~ どうしよう」って気持ちでした
というのも
現場に仕事に行かせる人夫って
仕事したくない人が多くて
でも 人夫出しって 穴あけれない仕事なので
よく働いてくれる中国人や韓国人の人を
黙認して雇っていたんです

たぶん 現場の人か近所の人の密告で
調査されていたんだと思いますが

幸いにも
その 数週間前には
25人くらいいた不法就労者も
ちょうど検挙の日は 9人くらいに減ってましたので
正直 「少しでも減ってて良かった」 と思いました

それはそれは
まるで 映画かドラマのような登場の仕方でした

バスが入ってきたと同時に
事務所に通じる道路 距離で言うと
200メートルくらい先の曲がり角2か所にも
途中で逃げないように 入管の職員が待ち伏せし
車を止めて 中に乗ってる人を調べて
「不法滞在の中国人や韓国人」を
捕まえ
結局 そのまま その時に寮に住みこみで雇っていた
不法就労者を全員 着のみ着のまま
連れていってしまいました
もちろん不法就労者はそのまま強制送還です
その時は幸いにも法律的に罰金も営業停止処分も
ありませんでしたが

その後は法律もでき
不法就労者を雇ってる経営者にも
罰金や営業停止処分というのが定められ
摘発されてるニュースもよく目にしました

しかし
昔見た 「マルサの女」 じゃないけど
本当に突然 一斉摘発にくるのにはビックリしました

事務所に入ってきた職員なのかGメンなのか
よくわからないけど
当時 出面(でづら)って言うのですが
【出面(でづら)とは
建築などの現場に出た、大工・左官など
職種別労働者の一日当たりの人数。】

出面帳を見ながら

「これは日本人か? これは韓国人か?」 などと
尋問のようなことをされながら
その間にも 寮から あるいは仕事から帰った車から 
不法就労者を捕まえてはバスに乗せていきました

ちょうど前夫も現場に行ってた日で
事務所には私と姑の女ふたりだけ

当時 2歳半だった長男は
事務所で Gメンに詰め寄られてる私を守ろうと
私の前に立って
「お母さんに何をするんだ!」 と
現場のスコップを持って 立ち向かってくれてました

私は緊迫したその状況の中での
長男の行動に笑ってしまいましたが  笑

人夫出しをしていた中では
この 入国管理局の摘発は
結果的には大きな出来事というより
まるで映画のような 大がかりな行動だったので
忘れられないし なかなかできない経験だったなあと
思います 

《バスが敷地に2台も入ってきて 道路が閉鎖って
イメージわかないでしょうが
もともと敷地は800坪あり
そこに会社と寮と自宅があって
観光バスも入れるくらいのスペースがあったので
きっと事前に調査してて
大型バスが2台も入ってきたのだと思います》

ただし
この当時の敷地800坪は
もともと舅が昔 舗装業をやってて
手に入れた土地でしたが
事業を義兄が引き継いだ後抵当に入っていて
後に倒産し競売にかかったものを
多額の借金をして
自分たちの力で買い戻したんですけどね


子育ても介護もしていたからほんとに
毎日が必死の中での出来事でした

人夫出しの時の出来事ってまだまだありますが
続きはまた次回に

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